Sigur Ros@東京国際フォーラム

いろいろ書きたいと思ったのだけど、書けば書くほど自分が実際に感じたものとは違くなってしまうので覚え書き程度に。映像の見え方とか、音の聞こえ方とか、いろんなものが昨日とは全然違っていて、今日フォーラムで観れたことは本当に幸せだと思った。もともとフォーラムで観るシガーロスにはものすごく期待をしていたっていうのもあるけど、想像以上だった。1曲目「Heysátan」のロウソクの光のような照明が素晴らしすぎて、この時点で昨日のライブを一気に超えたよね。だんだん光が涙でぼやけていったのが忘れられない。それまでずっと座って観ていたのを「Með Blóðnasir」で立ち上がる。立ち上がることで、また気持ちが高揚して、自分自身を俯瞰しているみたいな気分になった。今まであんまり感じたことのない気分。立ち上がったまま「Inní Mér Syngur Vitleysingur」。新しいアルバムの中でもかなり好きな曲で、今日もかなり良かった。最後の歌声が迫って音につなぐところ、すごく良かった。ラスト「Gobbledigook」。手拍子をしながら観て、あまりに幸せな気分で楽しかった。昨日の紙吹雪を期待したけど、さすがにここでは無理だよね。でも、気持ち的には昨日のカラフルな紙吹雪が舞ったような気分だった。
昨日は、ヨンシーの声の調子や、会場の観づらさ、前回のAX公演との違いにいまいち入り込めない感じで終わってしまったのだけど(でも「Gobbledigook」の紙吹雪はすごくて、ものすごく幸せな気分になった。あれは見れて良かったと思う。フロアで観れば良かったと後悔しているくらい)、今日は全部に納得というか、圧倒されて何も考えられなかった。昨日の時点で「明日のフォーラムが終わったらまたしばらく観れないなんて寂しい!」なんて言ってたのだけど、実際ライブが終わった時は、寂しいよりもあまりの素晴らしさにライブを観れたことにただただ感謝。こんなに満たされて幸せな気分になったライブはそうないです。

01.Heysátan
02.All Alright
03.Glósóli
04.Ný batterí
05.Fljótavík
06.Við Spilum Endalaust
07.Hoppípolla
08.Með Blóðnasir
09.Inní Mér Syngur Vitleysingur
10.Sæglópur
11.Festival
12.Gobbledigook
ENCORE
13.Svefn-g-englar
14.Popplagið