アナログフィッシュSIX PISTOLS@吉祥寺前進座劇場

長いので畳みます。
会場入るときにもらったフライヤーの中におみくじが入ってて小吉とか吉とかによって開運グッズが貰える仕組。あたしは小吉で携帯灰皿もらう。タバコは吸わないから、何か別のことに使えないかと考え中。ロビーにはメンバーの書き初めがあったり。今日の席は割と前方の左端(花道の近く)。いつもはほとんど右寄りで見るし、席ありでステージまでの距離感も違うしなんだか不思議な感じだった。開演時間の6時を10分程過ぎて、花道からメンバーが入場。それまで座ってたので立つタイミングがつかめず座ったままメンバーを迎える。他の人もみんなそうで、後から立って迎えてあげたら良かったと思った。
下岡さんが「今年はいい年になるよ、new world is coming」と言って「TEXAS」からライブはスタート。TEXAS!なんて素敵な始まりなんだろうと嬉しくなる。5曲目の「ガールフレンド」の前に「今日はゲストがいます」と紹介されて木村ひさしさんがキーボードで入る。最初からステージにキーボードが置いてあったから誰がくるのかなと思っていたのだけど、木村さんとはどういうつながりなのかしら?木村さんは「ガールフレンド」〜「ラバー」までと「ライフゴーズオン」〜「アンセム」までとかなりの曲に参加。これがすごく良かった。いつもと感じが違って新鮮で、でもちゃんとアナログフィッシュだった。こういうのもたまにはいいなぁと思った。
今日初めて聴いた新曲が2曲。佐々木さんの「ラバー(Loverですよね、きっと)」は「僕ったら」に通じるような素敵なラブソング。仮タイトルが「名曲」だったというのも、下岡さんがいい曲だよねと誉めるのも納得の曲。佐々木さんはライブ中に変な動きや顔したり、恋愛についても恋愛百景ではあんな風に話していたのに、なんでこんなに素敵な曲が書けるんだろう?と思ってしまう(笑)こういう曲歌うときの顔は本当に別人みたい。普段どっちかというと下岡派だけど、こういうのがあるから佐々木健太郎は侮れない。そういえばあたしが今のところアナログフィッシュの中で1番好きな曲は他でもなく「僕ったら」なんである。下岡さんの新曲「パラドックス」も良かった。でも頭がぽわーとしてしまってあまり覚えてない。良かったという印象だけ。パラドックス、逆説。残った印象とタイトルだけでもなんだかそそる。明日また聴けるだろうか?
そして今年初の「さよなら90'S」。今年は希望の溢れた年になるといいねと言って始まった。下岡さんは書き初めにも街の絵(街はつまり世界なのかな)とHopeという言葉を書いてた。希望。Hope。下岡さんが言ってるのはどういう意味の希望なんだろう。例えばラブって、ラブはどういう意味なんだろう。聴くたびに考えてしまって、でも考えたくて、この曲を聴くことは、今のあたしにとってすごく意味のあることだ。世界の中にいる自分の希望やラブ。いい年になるよ、new world is comingて言ったけど、幸運みたいに自動的にはやってこないはずなんだ。きっともっと確かなものなのだと思う。そして佐々木さんがやっと花道を活用して(動きが面白すぎた)、ハローハローて世界に呼びかける2曲(よく出来たセットリストだなぁ)で本編は終了。あっという間。
アンコールはまず本編で歌詞を飛ばした「Queen」のやり直し。本編は別バージョンでやったと笑い話にしてたけど、歌詞を忘れたのは冒頭なのに止めたりしなかったし、曲終わってからも何も言わなかったから、本気でそういうアレンジなのかと思ってた。変なアレンジだなと思ったので間違えで良かったけど(笑)ラストは「スピード」。間奏で花道を使った佐々木さんが戻るの間に合わなくて「傾いたまま世界はスピードあげて」を言ったのが可笑しかった。終わるとすぐに客電がついてしまった。短い。8時までしか出来ないとかあるんだろうか?明日は結構曲を変えてやってくれるのではないかというのが個人的な予想と希望。明日も観れるなんてなんて幸せなんだ。明日もアナログだねと言いながら帰った。
追記の追記。月の花のギターが相変わらずとても好き。Living in the Cityのコーラスがとても引き立って聴こえた。下岡さんが緑のベストを着ているのがとても可愛くて嬉しかった。佐々木さんが髪切って可愛くなってた。

1.TEXAS 2.バタフライ 3.LOW 4.紫の空 5.ガールフレンド 6.Queen 7.Lover(佐々木新曲) 8.ハーメルン 9.夜も眠れない 10.月の花 11.Life Goes On 12.Living in the City 13.パラドックス(下岡新曲) 14.さよなら90's 15.Hello 16.アンセム EN1.Queen EN2.スピード