"QUEIP vol.3 〜2009 CLUB Que and Quip Magazine 15th ANNIVERSARY collaboration〜"@下北沢CLUB QUE

アナログフィッシュ
Sayonara 90'sがものすごく良かった。前半、こないだとセットリスト同じか…と若干がっかりしたのだけど、Helloで流れが変わった後からすごく良くなって(完全に自分の気分の問題という気がするけど)、Sayonara 90'sで完璧になった。Sayonara 90'sの中盤の「カート、グランジ…」と言うところ、最初の「カート」の後が続かなくて(一瞬何か変わったのかと思ったけど、単に歌えなかっただけ?)、「初恋、セブンティーン」からまた歌いはじめたのだけど、そこからがなんかものすごく力強くて、そのままかっとばせー!のとこまで、ただただ圧倒されてしまった。もうライブで何度もこの曲を聴いていて最初に受けた衝撃はさすがにだんだん薄れてきたのだけど、それでも毎回色々違ったことを感じさせるので、すごい曲だなーと思う。かっとばせー!という声とともに、胸いっぱいになった感情が溢れるみたいな感じが、なんとも気持ち良くて堪らなかった。あたしはアナログフィッシュにこういう気持ちを感じさせてくれることを求めていて、単純にライブが楽しければいいのではないのだと、改めて思った。手を挙げたり手を叩いたり叫んだり、そういう風にすれば楽しいのは知っているけど、それはどのバンドのどのライブでやっても大体そうだから、別にアナログじゃなくてもいいやって思う。あたしがアナログフィッシュのライブが観たいのは、楽しいだけじゃなくて、求めてるものを与えてくれるから。なんていうか、そういうのを再確認したライブだった。本当はもうちょっと新曲が聴けるのかなと期待してて、その期待とは全然別の方向ではあるけど、大満足なライブでした。Sayonara 90'sの他は「アンセム」と「平行」が良かった。
あと、下岡さんがMCで「今日は真夏日和で良かったね」的なことを言ったのが超可愛かったです。真夏日和?

1.Low 2.平行 3.確信なんかなくてもいいよ 4.バタフライ 5.Hello 6.Clap Your Hands! 7.アンセム 8.Sayonara 90's 9.世界は幻


初めて観たと思います。最初の方のノリノリな曲は名前や見た目から抱いていたイメージとぴったりという感じだったけど、途中から急にさわやかなCMで流れそうな曲をやったりして意外でした。QUEが15周年っていう話をしててその時12歳とか言ってて、27歳若いって思った。お客さんもなんか若かったな。