アナログフィッシュ ナツフィッシュ・マイ・ライフ〜opening ceremony〜＠新宿red cloth

sister jet
彼らのSEもGo!Teamで、それがおかしかった。かぶってるよ！ライブはアンダーフラワーにいそーとか思って聴いてた。声とかちょっとエレクトリックグラスバルーンぽいなーとか（エレグラはアンダーフラワーじゃないけど）。まぁ、初めて聴くバンドを○○に似てるとか○○ぽいとか判断するのはあんまよくないですね。ライブ、想像以上に短くて、あっという間に終わってしまった。そういえば、開演前に片寄に似ている人が入ってくるのを見かけたのだけど、彼らのプロデュースは片寄なんだね。本物の片寄だったらしい。
アナログフィッシュ
今日から新しいサポートドラムになった。正直ライブとしての出来は良い方ではなかったと思う。斉藤さんが脱退して、サポートを入れてライブをして、区切りのようなアルバムを出して、木村さんともっくんとやるライブがしっくりきだしていたところだった。その数か月を思えば、今日のライブは後戻りをしたようにも見えた。でも、アナログフィッシュはまた始るのだと思った。
オフィシャルでサポートドラムを募集し始めたとき、専属のサポートドラムがいればアナログフィッシュは不自由なく「やりたいこと」ができるようになると思った。もっくんのドラムはすごいけれど、だからこそ他のサポートもしている。それは（よくわからないけどたぶん）アナログフィッシュが好きなときにライブをしたり練習をしたりするのは難しいということだ。だからあたしは新しいサポートドラムが来た今日を、新しい始まりだと思った。ここからがまた大変でここからが見せ所なんだろう。
今日のライブに対して良いことも悪いこともたくさん思ったけれど、２つだけ書く。
PARADOXの必死な感じがすごく良かった。ステージから会場全体に音が放たれるような、４人が４人とも全力な感じ。この曲のときにあたしの頭に浮かんだのは「３人が全方向に大きな音で歌います」というフレーズだった。アナログのメジャーデビューの時の紹介文。ステージにいるのは３人ではなかったけれど、確実にアナログフィッシュだった。こういうのが観たいって思った。下岡のガッツポーズはなんでだか泣きそうになった。
アンコールの最後に「（サポートドラムの）ビッツ君が気に入ってくれた曲で、俺もこの曲やるの好きだったなと思って」と言って「Town」をやった。一時期ライブの要になっていたこの曲を、好きなアナログファンはたぶんとても多いと思う。あたしは「Town」が過去最高に良かったライブの日付を今でも空で言える。あの頃あたしは街のことばかり考えていた（ちょうど今、愛と希望について考えているみたいに）。今日のTownが演奏として良かったかと言えば全く良くなかったと思う。でもこの曲を最後にやったことで今日のライブはすごく良いものになった。彼がきたことでこの曲がまた聴けたと思うと、それこそ希望のようだな、なんて少し本気で思った。

1.ダンスホール 2.スピード 3.Hello 4.Low 5.ほら 6.無力のマーチ 7.Lover 8.PARADOX 9.アンセム 10.Clap Your Hands! 11.Sayonara 90's EN1.Sir Duke（カバー／佐々木弾き語り） EN2.いずる（佐々木弾き語り） EN3.KISS（新曲／佐々木弾き語り） EN4.Town